6-1 段ボール紙で作る

 
 ドームハウスを作るには色々な方法が考えられます。本格的なドームを作る前に、形状を把握するために、ペーパーモデルを作るのもひとつの方法です。
 写真で紹介するのは、それをもう少し大きくして、段ボール紙で、子供の遊び場に使うドームハウスを作ってみたものです。
 写真のドームタイプは、ClassTD-2 1/2 です。構造はいたって簡単で、段ボール紙(段ボール箱の廃物利用で十分)で、正三角形10枚と2等辺3角形30枚を作り、これを裏からガムテープで張り合わせていきます。表には新聞紙を全面に貼り付けています。あとはポスターカラーでポップな色調で(?)仕上げて完成です。

 この例では外面を、新聞紙とポスターカラーで仕上げていますが、凝ったつくりにするならFRPを2層ほど塗り重ねてやればかなり強固な本格的なドームを作り上げることが出来ます。しっかりした壁を作ってやれば屋外に設置して十分小屋として利用することができます。
 これは一例ですが、実際にドームハウスを形作る方法は他にも色々考えられると思います。パイプを組み合わせて骨組みを作って、それにテントをかぶせることも出来ます。茅葺のドームなんていうのも見たい気がします。独創的な発想のドームを作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。